災害ボランティア
被災者の救援や被災地の復興に大きな力を発揮する『災害ボランティア』。
現在では全国各地で様々なボランティア活動が発展しています。
『災害ボランティア』についてまとめてみました。
災害ボランティアとは
・自然災害(地震や水害、火山噴火など)の発生時から復旧・復興のお手伝いを行う活動、団体のことです。
・家屋の片付けや清掃活動、炊き出し等の直接的な復旧支援と被災者への寄り添いなど、被災者ニーズへの対応を中心とします。
・1995年の阪神淡路大震災からが『ボランティア元年』と呼ばれています。
・各地域の行政や支援団体、住民組織などがあります。
・学生のボランティア団体や若い世代のボランティア団体(日本財団ボランティアセンターさま)があります。
・毎年1月17日は『防災とボランティアの日』です。1月15日~21日までが『防災とボランティア週間』です。
『特集 防災ボランティア』(出典外部リンク:内閣府さま)
目的
・防災ボランティアは「被災者中心」「地元主体」「協働」をサポートするのが原則です。
・がれきの撤去、泥だし、室内清掃、救援物資や衣類の仕分け、引っ越し、ゴミの搬出など。
・炊き出しなどの食事の準備、配食作業、家事代行(買い物など)、避難所で洗濯のお手伝いなど。
・被災者へ寄り添い、話し相手、子どもの遊び相手、託児代行、ペットの世話、専門家の相談会など。
注意点
・まずは現地の受け入れ体制を確認しましょう。被災者や被災地の負担が増えないように注意しましょう。
※電話対応は控えましょう。手が回らない、負担になる、つながらないとの意見があります。
・食事や宿泊場所を手配するようにしましょう。食費や宿泊費は自己負担です。
・交通手段を確保するようにしましょう。交通費は自己負担です。
・ボランティアであることが識別できる服装で活動してください。腕章・ビブス等をつけ識別できるようにしましょう。
・ボランティア活動保険への加入
(出典外部リンク:全国社会福祉協議会さま)
災害ボランティアセンター
・災害ボランティアセンターは、主に災害発生時のボランティア活動を効率よく円滑に推進するための組織です。
・被災した地域の社会福祉協議会やボランティア活動に関わっている関係団体や行政が協働して担います。
・ボランティア同士の意見の食い違いなどを問題解決のための組織です。
・平常時においても常設されている組織があり、市民住民向けの防災教育訓練や防災啓蒙活動を行うボランティアの拠点です。
関連情報
・被災地支援・災害ボランティア活動の情報提供ページ
社会福祉法人 全国社会福祉協議会さま(出典外部リンク)
・災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
支援P 公式サイト(出典外部リンク:企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働するネットワーク組織です)
・災害支援の文化を創造する
(出典外部リンク:会員団体ページ、正会員企業・団体35団体、賛助企業・団体29団体、2022年4月時点)
・意志あるお金、募金のチカラ。
赤い羽根共同募金さま(出典外部リンク)
・「九州を援く、日本を九州から援く」
NPO法人『日本九援隊』さま(出典外部リンク)
著者:合田茂広さま、上島安裕さま 編集:災害ボランティア活動ブックレット編集委員会さま
- ・防災とボランティアの日
- 毎年1月17日が『防災とボランティアの日』です。1995年に発生した『阪神淡路大震災』に因んだものです。
- 1月15日~ 21日は『防災とボランティア週間』です。(出典外部リンク:消防庁国民保護・防災部地域防災室さま)
まとめ
今後の自然災害発生後、『災害ボランティア』で自分自身の知識や技術、経験、労力を提供することができます。
募金や寄付、支援物資を提供して応援することができます。
助け合いを心がけたいですね。
日常時から私たち自身の地域でのボランティア活動やまちづくり、復興活動に参加しましょう(^^)
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