停電対策
停電は自然災害(地震や台風、大雪、雷など)や想定外の事故など様々な原因があり、全国各地のどこで発生するか分かりません。
停電対策を考え準備することは防災や減災につながります。
『停電対策』についてまとめてみました。
停電の注意点
・都市部では計画停電(輪番停電)が実施される場合があります。
・停電後、避難が必要になった場合や出かける場合には家庭のブレーカーを落としてください。
※通電火災や機器の故障が心配な場合はプラグをコンセントから抜き外してください。
・外出時は信号機が消灯している場合があります。徒歩や車両で交差点を通行する際には注意してください。
・復電(通電)した場合は個別の小さなブレーカーを一つずつ『ON』にしてください。
・すぐに落ちてしまう小さなブレーカーがあれば、そこから先の配線で問題が起こっている場合があります。電力会社に連絡してください。
・すぐに復旧(通電)しない場合があります。復旧に2~3日かかる、場合によっては停電が長期化する恐れがあります。
・マンションやビルでは給水ポンプが停止し、断水する場合があります。
・エレベーター、カードキーなどが利用できなくなる場合があります。
・交通機関が麻痺し登下校、出勤や帰宅が困難になる場合があります。
・真夏の場合は熱中症に注意し、冬(寒冷地)は水道や給湯器の配管の凍結などに注意してください。
・家電機器によっては設定がクリア(初期設定)される場合があります。設定を確認してください。
停電前後の対策
停電前
・懐中電灯、ラジオ、ランタン、蓄光テープなどを備えてください。
・ポータブル電源やモバイルバッテリーなどの予備バッテリーや発電機を備えてください。
・冷暖房機器が使えなくなった場合を想定し、暖(涼)をとる手段を備えてください。
毛布、防寒着、使い捨てカイロ、カセットコンロ、ボディシートなど
・自宅で医療を受けられている方は電力会社に連絡し、小型発電機などのレンタルの有無を確認してください。
・一般的に電気、ガス、水道のライフラインの復旧までに3日程度とされています。
大規模な停電が発生した場合も想定して3日分を最低限とし、できれば1週間分の防災グッズを用意しておくことが推奨されています。
停電後
・冷蔵庫の開け閉めは控えてください。
・エコキュートなどの『自動ポンプ運転』がメーカー(型番)によっては使用できない場合があります。
冬期はお風呂の残り湯を浴槽の循環口上端より約5cm上まで残しておいてください。
霜や低温注意報が出るような寒い日は給湯器の配管の凍結防止、配管破裂を防ぎます。
電力会社の停電情報
災害や防災の停電対策情報、その他
(出典外部リンク:内閣府さま)
(出典外部リンク:経済産業省さま)
(出典外部リンク:経済産業省自動車課さま、国土交通省安全・環境基準課さま、電動車活用社会推進協議会さま)
(出典外部リンク:一般社団法人 日本自動車連盟さま)
停電から、おうちを守る。車de給電(出典外部リンク:トヨタ自動車株式会社さま)
もし1日電気が使えなかったら?(出典外部リンク:本田技研工業株式会社さま)
ホンダの電動車災害対応事例のご紹介(出典外部リンク:株式会社本田技術研究所さま)
日産の電気自動車が災害復旧に貢献(出典外部リンク:日産自動車株式会社さま)
災害にも強い 三菱のPHEV(出典外部リンク:三菱自動車工業株式会社さま)
停電するとどうなるの? みんなの防災リアルボイス(出典外部リンク:パナソニック株式会社さま)
災害時も電気が使える「オフグリッドハウス」(出典外部リンク:株式会社リコーさま)
電気の自給自足ができる 災害に備える家(出典外部リンク:大和ハウス工業株式会社さま)
停電しても約10日間いつも通り暮らせる「全天候型3電池連携システム」(出典外部リンク:大和ハウス工業株式会社さま)
ピクトグラム 案内用図記号 JIS Z8210 (令和元年7月20日、出典外部リンク:国土交通省さま)
不特定多数の人々が利用する公共交通機関や公共施設、観光施設などにおいて、
文字・言語によらず対象物、概念または状態に関する情報を提供する図形です。
視力の低下した高齢者や障害のある方、外国人観光客なども理解が容易な情報提供手法として、
日本を含め世界中の公共交通機関、観光施設等で広く掲示されています。
まとめ
今現在では行政や各企業が『停電対策』を実施しています。
少しでも取り組みや考え方を知ることで、私たちの防災や減災につながります。
停電時は正確な情報を知り、私たち自身で適切な対応を行うことで自助共助につながげたいですね(^^)
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