災害用トイレの種類
見慣れない『災害用トイレ』…『災害用トイレ』ってなに…?
普段は別の使い方で意外と身近にあり、私たちは一度は使ったことがあると思います。
『災害用トイレの種類』についてまとめてみました。
仮設トイレ(汲み取り式)
・仮設トイレとは建築現場や工事現場で使われているトイレ、ライブ会場の増設仮設トイレが一般的です。
・災害時には公的機関の手動で避難所に開設されます。
・自治体によって設置されるトイレの一種として仮設トイレがあります。
・『ボックス型』と『組み立て型』があります。
『ボックス型』には水洗タイプもあり通常のトイレに近い感覚で排泄が可能です。
『組み立て型』にはテントの設営も含み、プライバシーの確保も可能となります。
デメリットとしては場所がかさばる、準備に時間を要する、費用がかさむなどがあります。
マンホールトイレ
・公園などに設置されている災害用トイレです。
・マンホール上に設置するトイレです。
・『テント型』『パネル型』があり、マンホールの上に便座を設置しトイレ機能を確保します。
『簡易水洗タイプ』もあり、使用感はトイレに近いのがメリットです。
デメリットとしてはプライバシーの確保や、組み立て方法が比較的難解、マンホールの区別を要するなど前提知識が必要な点です。
移動式トイレ
・災害派遣トイレネットワークプロジェクト 導入をお考えの自治体様必見!
『みんな元気になるトイレ』(出典外部リンク:一般社団法人 助けあいジャパンさま)
・移動設置型の快適安心トレーラー
『トイレトレーラー』(出典外部リンク:JPホームサプライ株式会社さま)
凝固剤を使った携帯トイレ
便座にセットするタイプと便座の代替物を準備するタイプがあります。
簡単取り付けで保管場所も小さくて扱いやすく、一般宅でも備蓄できるのが利点です。
車内で使用可能な段ボール組立式の簡易トイレとの組み合わせなどがあり、子供の急なトイレ対策に有効です。
まとめ
災害用トイレの種類についてまとめてみました。
数種類の災害用トイレがあります。
『仮設トイレ』や『移動式トイレ』は花見やマラソン大会、ライブなどのイベント会場で見たり使ったことがあると思います。
凝固剤を使った携帯トイレや組立式の簡易トイレが私たちの一般家庭向けです。
平時から公的支援(公助)の仮設トイレやマンホールトイレの設置場所(避難所や避難場所)の確認が大切です。
有事の際は自助・共助で助け合いの気持ちを持って生活したいですね(^^)
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